娘がいじめられました

私は行政書士です。
嘘はつけません。
リアルをお伝えします。

これからお話する内容は、
「よくある」いじめ事件です。

嘘偽りなく
「よくある」本当の話です。

※ご気分を害される可能性もあります。

コロナ感染者だ!
汚い!近寄るな!気持ち悪い!

って娘がいじめられていました。


里奈(仮)
小学6年生。
おとなしい普通の女の子です。

思春期のせいか
最近は情緒不安定

「学校に行きたくない」

と大声を出すときもありました。

私は親として

「早く行きなさい」

と言ってました

でも

本当は

いじめられていたんです。

クラスの男子から
「コロナ感染者が来たぞ」
って言われてたんです。

クラスの女子から
「里奈ちゃんてなんか臭いよね」
って言われてたんです。

里奈はコロナに感染したこともありません。

里奈は臭くなんてありません。

里奈は
いじめられても
怒らずに
グッと

ガマンしていました。

でも、ある日
私は見てしまいました

里奈の左足首の皮膚は
帯状疱疹で
赤く爛れていました。

小学生とは思えないような
乾いた真っ赤なカサカサの皮膚。

黄色の膿が
靴下に染み込んでいました。

すぐに病院に連れて行きました

「ストレスが原因です。」

病院から自宅に帰ったあと、
里奈に聞きました

「学校で嫌がらせ受けていない?」

「うん。」

いじめが発覚しました。


親として
娘のいじめは
非常につらい出来事です。

すぐに学校に連絡

「里奈がいじめられています

学年主任の先生は言いました

「申し訳ございません。
 すぐに確認します。」

いったん、
里奈を休ませました。

1週間経過

学校からなんの連絡もありません

私はもう一度電話しました

「申し訳ございません。
 すぐに確認します。」

1週間経過

学校からなんの連絡もありません

私は校長に電話、

「申し訳ございません。
 すぐに確認します。」

とのこと。

私は察しました

里奈は邪魔者扱いされている。

と。

学校からしてみれば、
いじめ調査はデメリット。
だから、
なにもしたくない。
「確認します」だけ言えばいい。
その場しのぎすればいい。

そういうことなんですか?
学校ってそうなんですか?


すぐに教育委員会に報告しました。

しかし、こう言われました

「すぐに確認します。」


・・・はい
わかりました。

もう味方はいないと分かりました。

教育委員会が本当に調査してくれるかも分からない。いつになるかも分からない。

だから
私が助けることにしました。

このままだと
里奈の心に障害が残ってしまう。
この傷を埋めなければならない。

私は調べました。

そして、
「内容証明」を知りました。

内容証明とは?
日本郵便株式会社が郵便物の内容を記録・保管すること。意思表示の事実が確実に相手に届いた証拠が残るので、水掛け論が防止できる。弁護士がよく使う。

覚悟ができました、

いじめっ子に謝罪させたい。


すぐに行政書士に依頼。

「いじめの警告書」の内容証明を作りました。

記載した内容は
・いじめの事実
・里奈の状況
・謝罪の要求
・誠実な対応をしなかった場合の対処

何度も修正を重ねて、
里奈にとって最もいいカタチで
いじめが解決できるように作りました。

この旨の内容証明を、いじめっ子の親3名、学校、教育委員会の計5者に送付。


内容証明を送ってから1週間後。

優樹菜ちゃんの母親から電話が来ました。

「今回はうちの娘が大変なご迷惑をおかけしました。里奈ちゃんに直接謝罪をさせていただけませんか。」

「はいお願いします。」

そして、

担任の先生、
学年主任、
いじめっこ4人、
その保護者4人、

全員うちに謝罪にきました。

この度は
本当に申し訳ございませんでした。

ケジメがつきました

元気な里奈が戻ってきました。

(後日談)
□里奈さんは卒業式まで学校には行きませんでした。
□勉強は学習塾でカバーしました。
□中学は私立に通うことになりました。


あなたはどう思いましたか?

このいじめの話は紛れもない事実。

そして、このパターンが最も多い。

だから、
いじめって
ある程度は型が決まっているんです。

だから、
解決も型があります。

里奈ちゃんの母親がやったことは

「内容証明」を送った。
学校と、いじめっ子と、教育委員会に

これがテッパン。
なぜなら、確実に証拠が残るから。

おそらく、
弁護士に相談したとしても
「内容証明からはじめましょう」
と言われるはず。

日本人の95%は「内容証明」の経験はないと思います。

だからこそ、
受け取る側は強烈なプレッシャーと恐怖を感じます。

そして、
記載された内容を深く考えることになります。

つまり、
内容証明は
「最初の切り札」なのです。

ここから歯車が動き出します。


念のため、
ちゃんとお伝えすると、
内容証明は魔法ではありません。

「100% 確実に 絶対 謝罪させられる!」

というものではありません。

むしろ、危険な武器です。

ミスしたら取り返しのつかないことになります。

最悪の場合、あなたが加害者になります。

だからこそ、
内容証明には
専門性と技術が必要です。

例えば私の場合、
基本文書だけでなく、
万が一の保険、
細かい事実、
見栄え、
構成

徹底的にこだわります。

内容次第で依頼者の未来が変わるので、
手を抜くことはありえません。


いじめの警告書は特別なことではありません。

あなたの日常は取り戻せます。

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