「必ず返す。」
「必ず払う。」

この言葉はトラブルの始まり

警察に相談するものの、
「民事だから対応できない」
と拒絶された方もいるのでは?

お金の貸し借りやツケって
個人の責任なんです。

だから、
誰も、
助けてくれない。

「許せない」

「返して」

「謝罪して」

このようなお気持ちで
いらっしゃると思います。


さて、本題です。

事例を紹介します。

うちに相談きた
お金のトラブル事例

「150万円返して」

大阪。

29歳。

OL 。

2021年。

大学時代に付き合ってた
元カレからLINEがきた

「沙織の顔が見たくなった。」

独身だったし、
結婚願望あったし、
とりあえず会ってみることにした。

久しぶりの彼は
魅力的だった。

「今、自分で会社やってる。」

彼は起業したみたい。

素敵。

その夜、
彼がうちに泊まった。

それから、
毎晩うちに泊まるようになった。

「仕事は大丈夫?」
と聞くと、

「ITだからどこでも働ける。」

とのこと。

そのうち、
同棲することになった。

合鍵も渡した。

私が仕事から帰ると
「お疲れ様。ご飯できてるよ。」
って優しく出迎えてくれた。

幸せだった。

そんな関係が半年続きました。

でも、
ある日、
言われました

「沙織ごめん。50万円貸して。」

「何に使うの?」

「会社に新しいシステムを導入したくて。」

「お金ないの?」

「あるけど、今投資に回していて、現金化に手数料かかるんだよね。手数料勿体ないから、貸してくれない?」

「分かった。すぐ返してね。」

私は50万円貸しました。

ある日、
言われました

「沙織ごめん。20万円貸して。」

「何に使うの?」

「税金払い忘れてて。すぐ払わないと追徴課税になるんだよね。」

「分かった。すぐ返してね。」

私は20万円貸しました。

そんなことが続き

貸したお金は総額150万円。


「ねぇ。そろそろ返して。」

「ごめん。すぐ返す。」

「ねぇ。そろそろ返して。」

「ごめん。すぐ返す。」

嫌われたくないので、
強く言えませんでした。

でも、

ついに、

彼が失踪しました

うちに帰ってきません。

LINEも未読スルー。
電話も音信不通。

逃げられました。

悔しい

悔しい

悔しい

結婚を考えていたのに…
信じていたのに…

警察に相談するものの
「民事不介入だから無理」
と拒絶。

弁護士に相談するものの
着手金40万円
成果報酬15%
と高額。

どうしよう。

どうしよう。

そんな時

内容証明の存在を知りました。

記録が残る
強力な郵便物。

裁判でも使える。

これを使おう。

行政書士に依頼。
送付先は彼の会社。
本人限定受取郵便で送付。

内容証明の送付から1週間後

彼からLINEが来ました

本当にごめん。
お金は必ず全額返す。
だから、裁判はやめて欲しい。

とのこと。

銀行口座を確認すると
30万円振り込まれていました。

そして、
分割で、
半年で、
150万円全額
返済してもらいました。

あの時

内容証明を送ってなければ

泣き寝入りしていたかもしれません。

もしくは、

裁判をしていたかもしれません。

一歩踏み出す勇気が
私を救ってくれました。


いかがでしたでしょうか?

このお話は紛れもない事実。

そして、

このパターンが圧倒的に多い。

「お金はあるから、すぐ返せる。
 でも、今だけ、一時的に貸して」

この言葉を信じちゃダメですよね。

でも大丈夫です

解決パターンがあります。

「内容証明」

これがテッパン。
なぜなら、確実に証拠が残るから。

おそらく、
弁護士に相談したとしても

「内容証明からはじめましょう」

と言われるはず。

日本人の95%は「内容証明」の経験はないと思います。

だからこそ、

受け取る側は強烈なプレッシャーと恐怖を感じます。

そして、
記載された内容を深く考えることになります。

つまり、
内容証明は

「最初の切り札」なのです。

ここから歯車が動き出します。

念のため、
ちゃんとお伝えすると、
内容証明は魔法ではありません。

「100% 確実に 絶対 返済してもらえる!」

というものではありません。

むしろ、危険な武器です。
ミスしたら取り返しのつかないことになります。

最悪の場合、あなたが加害者になります。

だからこそ、

内容証明には
専門性と技術が必要です。

例えば私の場合、
基本文書だけでなく、
万が一の保険、
細かい事実、
見栄え、
構成

徹底的にこだわります。

内容次第で依頼者の未来が変わるので、
手を抜くことはありえません。

お金のトラブルは特別なことではありません。

あなたの日常は取り戻せます。

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